雨降れば、地固まる。

サザン年越しライブを無事終えたはいいものの、家の方まで終日運転する電車がない(改めて地元の田舎さを実感した)ので、ライブで完全燃焼した親友と共に、見知らぬバーで今年一発目の酒を味わう。
終点までぐっすり寝込み、さらに電車を乗り継いだ先で親友と別れ、横浜とは違って融けるどころかアイスバーンと化した雪道を(改めて地元の…以下略)ほろ酔い加減で滑りつつ、いや、何とか歩きながら帰宅、ちょこっとこのblogに書き込みをしてこれまたぐっすり就寝。
いつも初詣に参るはずの時間に起床、いつも初詣に参るお寺に着いたのが夕刻。お賽銭を投げたときにはすでに薄暗かった。
財布と相談して、いや、ご縁を求めて五円玉を投げ、祈りを捧げるその瞬間、もう遅い時刻というのに混み合う境内で、感じの悪い怒号が響く。そっちからぶつかってきただ謝れだ何だでいちゃもんつける若い男の声が私のささやかな祈りを邪魔しかけたが、そんな悪行もすぐさま混雑の波に押し流され、消えた。
毎年、定位置で出している露天商から大好きなじゃがバターをいただき、満足気に帰宅。
思えば大晦日の吹雪が嘘のように、抜けるような青空で迎えられた新年三が日。何やかんやあるだろうが、また今年も賑やかに通り過ぎていくのだろう。通り過ぎたあと、何が残っているのか、楽しみだ。